そもそも「こうのす川幅うどん」て何者!?
2009年夏、突如としてそのグルメは現れた。
薄口の関西だしにさながら川のような平たく太いうどん。それは見るもの全ての目を驚かせる程の珍グルメだった。
この料理が世間に知れ渡ったのは、先日行われた第6回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦である。新参者にして他の埼玉グルメを押しのけて堂々の準優勝を手にしたそのグルメは、埼玉県民だけでなく、日本全国の人々に衝撃を与えたのだった。
と、いうことで…
四の五の言わずに食べに来た
そうです!そんなグルメ、食べないわけに行かないじゃないか!おおいずみです、こんにちは。
第6回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦、行きましたよ。行ったくせに食べなかったんですよ「こうのす川幅うどん」。結果を知った後に、何故食べなかったのか、何故あの列に並ばなかったのか、どれだけ後悔と無念が襲ったか、言い表せませんよ。
だからこそ、うだうだ言ってるんだったら現地行って直接食べてこいや!てなことで、おおいずみ埼玉は鴻巣市まで行きました。思い立ったが即実行。
伺ったお店は、今回の埼玉B級ご当地グルメ王決定戦に出展協力した、「めん工房 久良一」様です。
そもそも何故こんな太過ぎる麺
ご主人にお話を伺ったところ、この極太うどんを作ったきっかけは、「鴻巣市」でもご当地グルメが作れないか?という市からの相談からだったそうです。
町興しの一端として、鴻巣市のそばに流れる荒川の川幅が日本一の2,537mであることにちなんで、そんな川幅に見立てたうどんを作ったら案外面白いんじゃないか、というアイデアからこのうどん作りの構想が始りました。
新うどん作りにあたり、やはり試作を何度も繰り返したそうです。
最初はつけ麺のように、つゆとうどんを別々のさらに入れて出そうという案もあったそうですが、実際食べるとなると、いちいち太い麺をつゆへ運ぶ工程が億劫(特に女性が好まない)、うどんの見た目に対するつゆの量が通常の何倍も必要になる等の理由で却下に。しかしながら、このうどんの麺を入れる器が普通のどんぶりでは難しい。
そうした試行錯誤の末に、現在の幅の太いうどんとよもぎを練りこんだ細いうどんを半々に、関西風のつゆでやや大きめの器に入れて提供するといった現在のかたちに完成したそうです。
つるつる太麺をいざ
いよいよその川幅うどんを食べてみることに!
口に入れた川幅うどんは自分の顔ほどある太さ!流石のおおいずみも未だ出会ったことのないうどんに仰天です。一瞬パスタのラザニアを思わせる色と形。しかしこれはれっきとしたうどんなんですよね。
店で手打したこしのあるうどんは、思いのほかつるつるっと口の中に吸い込まれます。さすが試行錯誤の賜物、薄口の関西風つゆが、太麺にっぴったりです!お好みですが、かつおぶしやきゅうりと一緒に食べるとまた味も変ります。最初はスタンダードに食べ、後半は添え物のレモンをギュギュギュっとうどんの上に絞ってから食べると、酸味が効いた全く違う爽やかな味わいに感動します。おおいずみ、取材中思わず何も言わずに黙々と完食してしまう程でした。
本当に埼玉まで来た甲斐がありました。こんなにおいしいうどんが食べられるなんて、正直思っていませんでした。太さを前面に売りにしてはいますが、味をとっても確実に満足できる逸品です。
皆様も埼玉に立ち寄った際は、是非この「こうのす川幅うどん」を食べることをオススメします!
【お店情報】
めん工房 久良一
〒365-0037
埼玉県鴻巣市人形4-1-36
TEL:048-542-5542